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桧家住宅で太陽光パネルをつけなかった理由は?全てお話します!

太陽光パネルはつけるべき?桧家住宅で太陽光パネルをつけなかった理由は?
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太陽光パネルをつけると、電気代が安くなって停電時にも使えて安心だなと思っている方も多いと思います。

桧家住宅にも太陽光パネルのオプションがあり、導入する方も多いですが、我が家はオール電化にも関わらず太陽光パネルをつけなかったのです!

今から住宅を建てたいと思っていて、太陽光発電をつけようか悩んでいる方への参考になればと思い、私が桧家住宅で太陽光パネルをつけなかった理由をお話していきたいと思います。

ぜひ、最後まで読んでいってくださいね。

 

太陽光パネルはつけるべき?桧家住宅で太陽光パネルをつけなかった理由は?

桧家住宅で太陽光パネルをつけなかった理由は?全てお話します!

家を建てるのであれば太陽光パネルは必須だろうと考えていました。

売電することによって電気代が安くなるのと、オール電化の家ならば停電時に電気が使えるのは安心だと思っていたからです。

ですが、打ち合わせの段階で「いらないな」と判断しました。

その理由として

  • パネルのメンナンス
  • 売電単価が安い
  • 蓄電池が高い
  • 雨漏りの危険
  • パネルの重さ
  • 停電する確率

この6点が気になり、考え抜いた結果、我が家はつけなかったのです。

それでは1つずつ説明していきます。

 

パネルのメンテナンス

一昔前はメンテナンスフリーと言われていましたが、2017年から定期的なメンテナンスが推奨されています。

このメンテナンスは法的なものではありませんが、4年に度の定期点検が勧められています。

素人の目から見ても、放置していれば花粉や砂埃、鳥の糞などで汚れて発電能力が下がることと、発電しているのですから安全面では点検が必要不可欠なのは一目瞭然です。

近所のお家では、屋根とパネルの隙間にスズメが巣を作っていますので、安全面でも心配になってきます。

メンテナンスは約2万円ほど、パネルの清掃は約5万円ほどがかかるそうですし、清掃や修理で足場を組むとなるとさらに費用がかかりますから、我が家では維持することが難しいと思いました。

太陽光発電において重要なパワーコンディショナーの寿命も10年〜15年になるので交換した場合は30万ほどかかります。

停電時に使えるように切り替えるのもパワコンになるので、パネルよりも重要になってきます。

 

パワーコンディショナーとは、太陽光で発電した電気【直流】を、家庭で使えるように【交流】の電力に変換する為の心臓部です

 

売電単価が安い

パネルは平均で5kW載せるお家が多いようで、設置する費用は約150〜200万円ほどです。

2023年の売電単価価格は1kWh 16円。

私が桧家住宅で建てたのが2018年ですが、その時の売電単価は26円で、たった5年で10円も下がっています。

平均の5kWを載せた場合、【昼間に発電した電気を自分達で使って、さらに余った分を売電する】ことになります。

地域や屋根の角度、建物の位置などで発電量は大幅に変わりますが、環境省のデータによると、平均で年間4180kWが売電できるそうで、売電平均価格は年間68,880円だそう。

設置費用の元を取るのに29年近くかかるのと、毎日使う電気代は売電することによって安くなりますが、なんだか「電気の先買い」のような気がして、つけようとは思いませんでした。

 

蓄電池が高い

先程お話したパネル設置費用ですが、蓄電池は含まれていません。

蓄電池は、日中に作った電力を使用して更に余った電力を貯めておいて夜間で使用するもので、蓄電池があれば発電出来ない朝方や夜間も電力を確保することができます。

なくても問題なく使用できますが、非常時でも活躍するので、パネルとセットで購入するのがベストになってきます。

蓄電池の購入価格は100万円ほどで太陽光パネルと合わせると300万円ほどになり高額に。

また、パネル同様消耗品になるので、10年が寿命になり年数が経つにつれて溜めることが出来る力が弱まります。

スマートフォンの電池の持ちが使っていると悪くなるのと同じと考えて頂いたほうが分かりやすかと思います。

停電時や夜間などでそれなりに電力を確保したい場合は、電気を溜める容量も大きくしないといけないため、値段もかさむので、「ちょっとまだ高いな」と思いました。

 

雨漏りの危険

パネルを設置するのに、どうしても避けることが出来ない打ち込みの穴。

施工会社の腕によりますが、正しく施工しないと雨漏りの原因になります。

知り合いの一級建築士が家を建てた時に、パネルがついていなかったので聞いてみたら「雨漏りするからね」と、言っていて我が家は導入しなくて良かった!と思いましたね。プロから言われると納得しちゃいます。

 

パネルの重さ

日本は地震が多い国になるので、パネルを載せることにより耐震等級が下がるのではないかと思いました。

簡単に考えても、ブロックや段ボール工作などでお家を作って屋根に色々と載せてみれば想像は出来ると思います。

パネルの重さは1平方メートル12〜16キロあり、4kW載せたら240〜470キロにもなります!

そこに瓦屋根やストレート屋根材を加えたら相当な重さになるので、地震に耐えられる基準を少しでも下げたくなかったのです。

今は、カーポートに太陽光パネルを載せることができたり、屋根一体型のパネルもあり色々と選択肢が出てきました。

我が家は2018年に建てたのですが、載せるのであればカーポート、パネルが、いつかもっと進化してフィルムタイプになったらにしよう!と話していました。

 

停電する確率

これは安易な考え方かと思いますが、今まで経験した停電の回数を思い出して、そこまで困ったときがないと判断しました。

そもそもパネルがあったとしても、絶対に電気が使えるという保証はありません。

停電時が雨や曇りだったり、建設時は日当たりが良くても後から建物が出来て影になり発電量が少なくなったなどがあれば、停電した時に「必ず使える」とは限りません。

停電時の為に、という考え方は違うかなと判断しました。

 

太陽光パネルが必要な人は?

桧家住宅で太陽光パネルをつけなかった理由は?全てお話します!

私が書いた理由以外にもたくさんの意見があると思いますが、それでもつけたい!という人もいると思います。

私の個人的な意見になってしまいますが、参考にしてみてくださいね。

 

停電時の不安解消・エコや金銭に余裕がある人向け

パネルをつけるのであれば、電気代や停電時ではなく【エコ】【SDGs】目的で採用したほうがいいです。

自給自足とまではいきませんが、自分達が使う電気は自分達で調達する、それでも足りない場合は電気を購入しよう、という考えがいいと思います。

そのためにはメンテナンスも必要不可欠になってくるので、金銭に余裕がある場合がいいですね。

2024年現在、政府からの補助金は基本的にはありませんが、条件付きで交付されたり、お住いの地方自治体から受け取れることがあったりするので調べてみてください!

お得なことは自分から調べないと出てこないですよ!

 

まとめ

桧家住宅で太陽光パネルをつけなかった理由は?全てお話します!

長くなってしまいましたが、決して太陽光パネルがダメというわけではありません!

可能であれば、カーポートに太陽光パネルをつけてエコな住まいを手に入れたいなとも思っています。

我が家には、まだカーポートがないので実現していませんが、カーポートがあればつけるべきだなと思っています。

桧家住宅では、Z空調という全館空調システムがありますし、オール電化であればあると便利なはずです。

何事も一長一短ですし、お家を購入するというのはとても勇気がいるものですよね。

高い買い物で、後からつけようとしても費用がかさむので、なるべく建築時に決めておいた方がいいです。

でも、マイホームを考えるときは楽しくてウキウキしますよね!

我が家も、打ち合わせで桧家住宅に行くたびにわくわくしていました。

私の経験が、みなさんの納得できる形でマイホーム計画が進むサポートができることを祈っています。