「人類には全館空調の家がある」と、斎藤工さん・山本耕史さんが出演している何とも言えないシュールなCMで話題の桧家住宅ですが、Z空調って実際のところデメリットはどうなの?
気になるけど、高い買い物だから後悔したくないな、と思っているそこのあなた!
この記事では、2018年に桧家住宅で家を建てた私が、Z空調のデメリットとその対策をご紹介していきます。
ぜひ最後まで読んでくださいね。
Contents
桧家住宅Z空調のデメリットはなに?
夏のZ空調のデメリットは湿気でジメジメすること
日本に住んでいる以上は高温多湿の夏ですよね。
太平洋の高温多湿の空気を、南よりの風が海を渡って日本に運ぶのでどうしても湿度が高くなってしまいます。
Z空調の特徴として、全体を涼しくするのでエアコンの効きも柔らかです。
設定温度を低めにすると湿度も下がりますが、私は冷え性の為に設定温度は26~27度の設定にしています。
26度の設定だと湿気が上がり、湿度75%とジメジメとした不快感が出てきます。
同じZ空調ユーザーの友人宅は設定温度24度にしていて、湿気は気にならないと話していました。
私も1度、24度設定にしましたが、冷え性の私にはやっぱり寒くてムリでした!
ちなみに、夫はキンキンに冷えている部屋が好きなので24度が好みだったそうです。
冬のZ空調のデメリットは乾燥すること
冬に空気が乾燥する理由は、気温が低くなることによって空気中に含むことができる水蒸気量が減り、あふれた分が水滴になり、空気中の水分量が減ってしまう為です。
さらに暖房を使うことによって乾燥が進んでしまいます。
ただでさえ、空気中の水分量が減ってしまう冬なのに、家中が暖かいZ空調では乾燥がさらにパワーアップしてしまうということ。
冬の我が家では、洗濯物が扇風機をあてているだけで、カラっと乾いてしまうほど乾燥しています。
シーツやカーテンなどの大物も問題なく乾きます。
喉が弱い私は、寝るときにマスクをしながら喉の潤いを保護しています。
桧家住宅Z空調のデメリットの対策をご紹介します!
それでは、デメリットが十分に分かったところで、対策をご紹介していきます!
何事にも、デメリットはあるものですので、対策をしてもっと快適なお家を手に入れていきましょう!
ここでは、私の体験をお話していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
夏の湿気の対策は除湿機を使おう!
設定温度を下げたくなかったのでZ空調に住んでから3年後、コロナCD-WH1822衣類乾燥除湿機を購入したところ、どんどん除湿され あっという間に60%台になりました!
めちゃくちゃ除湿機によって快適に過ごすことができました!
我慢しないで、もっと早く買えば良かったです!
除湿機に溜まった水をジャーって捨てるのが楽しくてたまらないです(笑)
ちなみに、花粉の時期の部屋干しにも使えるので、除湿機は購入しても損はありませんよ。
日本の住宅には除湿機を使った方がいいですよ、と家電量販店のスタッフさんも説明をしていましたので、ジメジメはZ空調に限ったことではなく、全ての家で起こることなんです。
ちなみに夏の除湿機は、コンプレッサー式かハイブリッド式がおすすめです。
コンプレッサー式は少し音が大きいですが、温度が上がりにくくて夏におすすめの除湿機能ですよ。
デシカント式は、乾燥剤に湿気を吸収させてヒーターで除湿するものなので、部屋の温度を上げてしまうために夏には不向きです。
ハイブリッド式は、コンプレッサー式とデシカント式の両方が使えるものですので、どっちも使いたい方はハイブリッド式がおすすめです!
冬の乾燥の対策は加湿器を使おう!
加湿器を使用しないと湿度が20%台になってしまいます。
我が家では加湿量最大960mlのダイニチHD-KSRX918のハイブリット加湿器をエコモードで使用しています。
エコモードですと加湿量が最大460mlに下がりますが、消費電力が18Wと安くなるので、加湿量が大きいものを購入するのがおすすめですよ。
電気代が気にならない方は、スチーム式がよく加湿されるのでおすすめです。
2021年9月より、桧家住宅から「極楽加湿」という24時間オート加湿システムが販売されました!
直接、水が補給されて、もう給水しなくていいという画期的な商品ですので、これから桧家住宅でZ空調を導入する方は、ぜひ検討してみてください。
加湿器の水の補給が、地味に面倒なんですよね。
乾燥しているので、大容量タンクでも1日で空になってしまいます。
湿度と乾燥がない春と秋はどうしてるの?
桧家住宅ではアクアフォームという断熱材を使用しており、高断熱・高気密を高レベルで実現しています。
そのため、快適なはずの秋は【暑く】なってしまいます!
これは桧家住宅に限ったことではなく、高断熱・高気密を実現している有名どころのハウスメーカーの友人も同じことを言っていました。
最近の異常気象で秋は無いように感じます…。
2023年の秋も残暑が凄くて皆さんもずっと冷房をかけていましたよね。
春は肌寒い日があってもアクアフォームの高断熱のおかげで、Z空調を切っていても快適に過ごしています。
春と秋は、電気代も安くなるのでとっても嬉しいです!
Z空調をつけている実際の温度計を公開
1年中、家の温度を快適に。身体にも家計にもやさしい全館空調と広告を出している桧家住宅のZ空調。
2016年12月から販売を開始して22,000棟の実績があり、なんと全館空調シェアNO,1です。
全館空調であるにも関わらず、電気代は家全体の消費電力33%ほどと数値がでていて、お財布にも身体にも優しい全館空調です。
実際に住んでいますが、夏も冬も本当に快適。
この記事を書いている現在は12月後半、外気温は1度ですが、リビングの温度は22度ですよ。(Z空調の設定温度は21度)
家全体が暖かいので、足元の冷えもなく全室ドアは開けっ放しです。
各部屋のドアを閉めたことはほぼありませんし、もこもこパジャマ・もこもこルームソックスも引っ越してきた5年間、1度も着たことはありません!
外が寒いのは、まったく分からないので、水道水の冷たさで判断したり、アウターを着ないでゴミ捨てに出てしまって後悔したりします(笑)
Z空調は24時間ずっと稼働させるものです。
2週間に1度のフィルターお手入れが必要ですが、フィルターも2つしかないのでとっても簡単です。
頻繁に電源を切ったり入れたりすると、電力を多く使用するので、基本的にはしないようになっています。
まとめ
夏のジメジメはコンプレッサー式かハイブリッド式の除湿機を使用しよう!
冬の乾燥はハイブリッド式加湿器を加湿量が大きいものを使用しよう!
これからZ空調を導入する方は、極楽加湿を検討しよう!
以上が、桧家住宅Z空調のデメリットと言われる乾燥と湿気の対策になります。
桧家住宅Z空調のデメリットはなに?対策をご紹介します!というタイトルでご紹介していきましたが、いかがでしたか?
デメリットを含めてもZ空調を導入してよかった!と思っていますので、これから導入を検討しているあなたの不安を少しでも解消できるお手伝いができたら嬉しいです。